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    一線間近!

    「それじゃあ行ってくるから、お留守番お願いね!」
     笑顔で、それでも少し急ぎ気味にママがこっちを見て微笑んだ。
     あたしも、弟の晴太(せいた)も、その笑顔に釣られてニッコリ笑って頷く。
    「いってらっしゃい」
     手をヒラヒラさせると、ママは安心したようにもう一度微笑い、いそいそと出掛けて行った。
     玄関の扉が閉まる。

    「行っちゃったね」
    「うん」
     何となくぼーっとした感じに、あたしたちふたりは玄関に立ち尽くしていた。
     別にどうってことない。
     単身赴任中のパパのところへママが月一泊りがけで出掛けるので、たまにある、姉弟ふたりっきりでのお留守番だというだけ。
     それだけなのに今日は、あたしも晴太も少し落ち着かない。
     だからっていつまでも玄関に立っててもしょうがないので、あたしは「コーヒーでも淹れるよ」とか云って、キッチンへと移動した。

     ヤカンに水を注いで火にかけてから、ドリップポットを用意する。そしてあたしと晴太のカップを出してその上にドリッパーとフィルターを乗せ、その中に種類まではよくわかんないけど挽かれたコーヒー豆を入れて、お湯が沸くのを待つ。
     その内、晴太もリビングに移動してきた。
     だけど何となく会話をすることにためらってしまう。
     それは何故か。

     それはさっき…ママが出かける直前に晴太を呼びに部屋へ行った時だ。ドアをノックもせずに開けたあたしが悪いといえば悪いんだけども…。
     その…見てしまったのだ。アレを。晴太がエロい本を見ながらひとりで自家発電なさっているのを!

     シュンシュンと音がして、お湯が湧く。湧いたお湯をドリップポットに注ぎ、気付かれないように小さく息を吐きながらあたしはコーヒーを淹れる。

     この前まで小学生だったのに、つい最近、中学生になっただけなのに。もうあんなことするんだ。…とか思う。
     5つも年下の弟のことを、あたしはいつまでも子供だと決めつけていた気がするけど、あーゆー場面を見て、大きくなったんだなぁとかの実感はあまりしたくなかったなぁ…。

     とうとうコーヒーを淹れ終えてしまい、気不味いと思いながらもあたしはリビングのソファーに座った晴太の方へコーヒーを持って移動した。
     テーブルの上にカップを置くと、晴太は視線を合わせないようにしながら「ありがと…」と短く云った。
     そうやって俯いてしまった弟を見ていると、まだ、あたしよりも身長低いし、細いしで、やっぱ中1男子って子供にしか見えないのになぁ…とか思っちゃう。
     それなのにさっき見た晴太のアレは…。
    「どういうことなの?」
     見てしまった光景を思い浮かべながら、何となく納得できなくて、あたしはそれを声に出してしまっていた。
    「…は?」
     コーヒーの入ったカップを手にしながら、晴太はこっちを見て訝しげに眉を寄せた。
    「あ…のさ、さっきの…」
     しまった!と思いつつも焦って言い澱むと、晴太はじろり、と軽くあたしを睨んだ。
    「どういうことも何も…ってか、その前に圭ちゃんはさぁ、先にノックもせずにドア開けたことを謝ったら?」

     晴太はあたしを『お姉ちゃん』とは呼ばない。圭子(けいこ)という名前から『圭ちゃん』と呼ぶ。

     正論を云われた気はするので、あたしはとりあえず「すいませんでした…」と、頭を下げて小さく呻くように云った。
     すると晴太は顔を真赤にし、それを誤魔化すかのようにコーヒーをズズ…っと音をたててひとすすりした。
     そういえばもう、コーヒーをブラックで飲むようになったんだと気付く。外見の子供っぽさと反して、見えないところが段々と大人になっているのかと考えると、ちょっと寂しい気がして。
    「ねぇ、今ってちんちんどうなってるの?」
    「ぶっ!」
     ポロリと口に出した疑問に、晴太は口に含んでいたコーヒーを盛大に噴き出す。
    「け、圭ちゃん!?な、ななな、何云ってんのさ!」
     テーブルの端にあった箱ティッシュに手を伸ばしつつも、晴太はかなり困惑した様子でこっちを睨む。
    「だってさっき見た時、あんなにおっきかったから…今はどこに収まってんだろ?って思って…」
    「圭ちゃん、他の人の見たことないの…?」
    「無いよ。彼氏なんて出来たことないし。大体、うちって女子高だもん」
     晴太の言葉にさらりと答えると、晴太はちょっとだけ視線をそらして考えるような素振りを見せた。
     コトリ…と、カップがテーブルの上に置かれる。
     そして顔を真赤にしたまま、口を開く。
    「じゃあさ…見てみる?今…」
     最後の方は小さく渇いたような笑いが雑っていたので、晴太的には冗談のつもりだったのだろう。
     だけどあたしは…もしかしたら自分には一生縁の無いものかもしれない(ちんちんが)とか思ってしまって。
    「うん、見る!」
     と、頷いていた。
     そんなあたしに、ちょっとだけ固まる晴太。

     ややあって。
    「え…じゃ、じゃあ…」
     先に云った手前、引くこともできなくなったのだろう。のろのろとした手つきと緩慢な動きで、晴太はズボンと下着に手をかけた。
     ゆっくりと下ろされる下半身を包む衣服。
     ぴょこっと、さっき見た時とは違って、小さく萎えている可愛いおちんちんが見えた時、何でこれがあぁなるの!?と、驚いた。

    「…どういうことなの?」
     再度、同じ言葉が口から零れる。
     恥ずかしそうに頬を染めて俯き加減に、晴太は「だから…」と口を開いたけどすぐにまた噤む。そしてあたしに向かって大きなため息をひとつ吐いた。
    「圭ちゃん…」
     ちょっと呆れたように吐かれたので、流石にこっちが恥ずかしくなってくる。これではまるであたしがバカだからだ。
    「や、知ってるよ!?え、エッチなあれが…オカズが要るんだよね?」
     焦りつつ、何故かあたしは服を脱ぎはじめた。
     この時はどうすればいいのかわかんなくって。
     下着姿になってから、何であたし自身をオカズに差し出してんの!?とか心の中で叫んだけど、混乱しちゃってて今度はあたしが後に退けなくなっていた。
    「ど、どう?」
     しかも床の上に座ってちょっとしなっとしたポーズとか取ってんの!マジでバカかっ!あたしは!!
     しかし…。
    「圭ちゃん…おっぱい大きいね…」
     ブラジャーに包まれた胸に視線を釘付けにさせながら、晴太が云った。かと思ったら、しぼんでいたおちんちんがムクムクと大きくなりはじめたではないですかっ!
    「おっぱい…おっきいの…好きなの?」
     あたしはあたしで晴太の股間から目が離せず、ガン見したまま口を開いていた。
    「うん…そうだね…好きだよ…」
     頷きながら段々と息を荒くしていく晴太に釣られてか、あたしの息まで荒くなっていく。
     胸の谷間を強調させるように両腕でむぎゅっと寄せてみせると、晴太のおちんちんはまた強度を増したみたいだった。
    「それ…今度は元にもどさないとダメだね…」
    「うん…そうだね…」
     ドキドキしながら云ってみると、晴太はぼんやりとした感じに頷いた。
    「触ってもいい?」
     手を伸ばし、一応訊いてみるけど、あたしは返事など待たずに晴太のおちんちんに触る。
    「ぅわぁ…ッ」
     蕩けたような声を上げる晴太。
     指先でふにふにと丸い先っぽを弄ると、すぐに割れ目から透明の汁が溢れでてきた。
     それを指で掬って絡ませていると、晴太が「圭ちゃん、もっと下…握って、扱いてっ」
    と苦しげに震えた声で訴えてきた。
     云われた通りに下の棒の部分を握り、何となく上下に手を動かしてみる。
    「あ…気持ち…ぃいッ、自分でするよりも…」
     そんなふうに云われると、触ってるこっちとしては嬉しいような気がして、手を動かすのを頑張ってしまった。
    「そんなに…したら…っ、あ、あぁ…ッ!」
     すぐに晴太が一際大きく喘いで、身を震わせた。
     握っていたおちんちんも、びくんっ!とあたしの手の中で大きく脈打った。
    「…きゃっ!」
     脈打ったかと思うと…晴太はあたしの胸めがけて、盛大に精を放っていた。
    「ごめん…圭ちゃん…」
    「い、いいよ…」
     胸の上のヌルヌル感と、男を思わせる精液のニオイに、あたしの頭はくらくらする。
     キュンキュンと下腹部が切なく疼き、もうこのまま弟と…一線を超えてしまいたくなった。

     駄目、それだけは…絶対に…っ

     理性がぐらつきながらも語りかけてくる。
    「戻ったね。じゃあ…ありがとう」
     何が『ありがとう』なのか!あたし!と、心の中で頭を抱える。
     だけど射精したばかりでまだ呆然としている弟の前からそそくさっと、脱いだ服を持ってあたしは退散した。自分の部屋へ。
     晴太はそのまま何も云わなかったし、迫っても来なかった。
     だけどあたしも晴太も確信する。

     一線を超えるのなんて…本当にすぐそこだと。
     どちらの理性が完全に崩壊するのが先かは、わからないけど…。
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