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    それはとても甘い…

    ドアをノックした音には気付いていた。
     だけど気付いていないフリをした。

     そして開いたドアが隙間で止まり、戸惑い、躊躇した気配を背中に感じる。

    「ん…ぁん…」
     押し殺していたはずの声が鼻から抜けるように漏れた。
    引かれるかと思ったけど、ドアの隙間…部屋の外、家の廊下にある気配は消えない。

     あぁ…それはそれでいい。

     見られているのをわかっていて、私はわざと座っていた椅子の向きを動かして脚を大きく広げたりなんかしてみる。
     穿いていたズボンは疾うに脚から抜き去ってて床の上。なのでドアの方からは、脚を脚を広げ、片足を椅子の肘掛けに引っ掛けている格好の、下半身と大事な部分を隠すショーツはよく見えるはずだろう。

    「あ…あぁ…っ」
     セーターの中に手を突っ込み、ブラをずらして自分の胸を揉みしだき、乳首を弄ると、細やかな快感が走る。
     こんな姿を見られているかと思うと…興奮する。それも甥の晶馬(しょうま)に。
     教育に、姉さんに悪いと、道を外れているとわかってはいるものの…私はもう、止められなかった。



     この家、この一軒家は私の家だ。
     古めでそんなに広いわけでもないけど、在宅で仕事をしている私にはひとりでは広かった。
     そんなある日、遠くに居た姉が離婚してここへやってきた。息子を、私から見れば甥っ子を連れて。
     私達はそもそもふたり姉妹で、両親ももう死別していたので、姉に身内は私しか居ない。
     それから…私と姉、甥の晶馬の三人での生活がはじまった。

     …それが6年前の話で。
     晶馬はいつの間にか、中学生になっていた。
     そしてあの子が、私と同じくらいの背丈になった頃に…私は甥に性的な欲情を抱き始めた。



     ドアの隙間からは微かにカフェインの香りが漂う。
     きっと晶馬は姉さんに云われて、私の為にこの仕事部屋にコーヒーを持ってきてくれたのだろう。

    「んぅ…ぁは…ぁ…っ」
     まだあるドアの向こうの気配を意識しながら、私はゆっくりとショーツの上に指先を這わせる。
     欲情に柔らかくなった肉の花弁を擦り、指を沈ませると、じわっと温い淫水がにじみ出てショーツに染みを作った。
     そのまま溝を何度も擦り、布越しに固くなったクリトリスを嬲る。
    「はぁ…は…ぁあ…ん」
     軽くイキながら考える。
     今、廊下でこの痴態を覗き見ている晶馬はどんな表情(かお)をしているのだろう。と。
    「ん…はぅ…っ」
     更に興奮した私は、ショーツの又布を横にズラして開いた秘花を晒した。
     入り口をなぞり、指先で更に開き、デスクの上にあった万年筆を淫溝に当てる。
    「…あん…っ」
     冷たさに小さく喘ぎつつも、その万年筆を見せつけるようにゆっくりと、いやらしい水音を掻き立てながら淫穴へと埋めていく。
     意識をドアの向こうへも方向けながら手を動かし、自分でコントロールするように私は自分の膣内(なか)を万年筆で探った。
    「ん、んん…ぅく…っぅんっ」
     こんなの本物の男根に比べたら些細な快感だ。
     だけど、覗かれているとか、それが甥っ子であるとか、晶馬も興奮しているかもしれないとか思うと…ただの万年筆でも気持ちが昂って快感を引き起こすようだ。
    「あ…あは…ぁあっ!」
     すこしだけ大きく喘ぎ、私は絶頂した。
     痙攣する太腿の間から、力の抜けた手から、淫液でベトベトになった万年筆が床に落ちて転がる。

     あ…このニオイ…。

     カフェインとは別のニオイがドアの隙間から鼻に届き、口許が緩んだ。

     …雄のニオイだ。

     私は誘う。
    「晶馬…居るなら、入ってきていいよ…」

     私の声に、驚いた気配が返って来るも…暫しの沈黙の後、ドアはゆっくりと開かれた。
     コーヒーを持った手と、自身を握った手。
    「永久子(とわこ)おばちゃん…オレ…ッ」
     頬を赤くし、瞳を潤ませ、晶馬は興奮の色を含んだ掠れた声を向けてくる。
     私は立ち上がり、晶馬の後ろのドアを閉めた。
     そして鍵までも掛けて…。

    「内緒よ?姉さんにも…他の誰にも」
     囁きに強く頷く甥に微笑む。
     優しくも罪深い。
     そんな誘いに、晶馬も微笑う。恥ずかしそうに。

     心の奥底で何度も姉に『ごめんなさい』と繰り返しながらも、私は舌なめずりした。

     秘め事とは、背徳とは、なんて甘いのだろう…と。
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