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    お慰めのお誘い。

    「どうしたの?文緒(ふみお)くん」
     落ち込んでる俺に声を掛けてきたのは遠子(とおこ)先輩だった。
     ひとり、昇降口で佇んで呆然としていたところだ。

     何故、落ち込んでいたか。
     理由は簡単だ、フラれたから。

     その時、声を掛けてくれたのは友達ではなく、同じ吹奏楽部で部長の遠子先輩だった。
     フラれたことを簡潔に話すと、彼女は俺の手を引いて音楽室に行こうと云った。
     何故?と思ったが、フラれたばかりだというのにちょっと淡い期待を抱いてしまい、俺は遠子先輩に手を引かれるがままに着いて行っていた。

     部活動が終了した本日。音楽室に居るのは俺と遠子先輩だけ。
     部長である遠子先輩が練習場である音楽室の鍵を管理しているので入るのは簡単だった。
    「よしよし、いい子ねー」
     遠子先輩が俺の頭を撫でる。優しく。
     ピアノの陰に椅子を並べて座っているのだが、俺の顔は遠子先輩の豊満な胸に埋まっていた。
     柔らかくって気持ちいい…けど、息が苦しい…。
     しかしこのまま窒息死したら幸せなんじゃないだろうかとも考える。
     俺がさっき告白して撃沈した相手は同じく吹奏楽部の同級生だ。明日、顔合わせるのもツライし、このまま遠子先輩の胸で窒息死した方が幸せなんじゃなかろうかと思ってしまう。

     でも先輩は…どうしてここまでしてくれるのだろう?

     疑問に思って上を見ると目が合って、遠子先輩は微笑んだ。
     そして口許に人差し指をあてて「内緒だよ」と云って、制服のシャツのボタンを外しはじめた。
    「…慰めてあげる」
     囁き、まるで慣れているように遠子先輩は俺のシャツのボタンも外していった。

     その頃にはもう、失恋にことなど吹っ切れていたのだから、男とは単純な生き物だ。
     目の前の、許容してくれる優しさにすぐにでも飛びつこうと、甘えようとしている。

    「先輩、何でこんなことすんの?」
     と、訊けば。
     遠子先輩はくすっと小さく艶っぽく笑って。
    「古今東西、女が男を慰めるってセックスしかないでしょ?」
     とか云うから…俺は思いっきり甘えて、先輩を押し倒した。
     ケダモノのようだったと思う。目は血走っていたかもしれない。
     だけど遠子先輩は笑顔を崩さずに。
    「はいはい。逃げないから大丈夫だよ?」
     と、俺の頭を撫でた。
     一個年上なだけなのに、どんだけ大人なんだよ。とか思うが。

     遠子先輩、ちょっとだけ脚、太腿が震えてますよ?

     そんなことに気付くと…物凄く大人に見えていた先輩が、急に可愛く見えて仕方なくなったりして。
     それでも理性が煩悩に勝つことはなく、俺は遠子先輩を抱かせて貰った。


     もう同情でもなんでもいいから、このまま俺のカノジョになってほしいと思った。
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